キャンプから見えた今年の戦い方

現在ヴォルティスは宮崎で二次キャンプ中です。
で、高知の春野キャンプも合わせて6回の練習試合を行いました。
今年は4バックがメインのようですね。
フォーメーションは今流行の4−2−3−1。
1トップを多く試しているようですね。


前線は1トップ+トップ下の抜け出しで点を取るパターンがあるようです。
トップにFW18 羽地、FW13 小林といった選手を配置し、
トップ下にMF8 伊藤やMF32 玉乃といった純粋なトップ下を置くパターンや、
今日のようにFW10 大島、FW24 小山といったスピード系のFWを置くパターンと、
より多くのバリエーションを試しているようです。


サイドは相変わらず好調。この激戦区に高らかに名乗りを上げたのがFW14 石田。
昨年途中加入し、前線でなかなか結果が出ずにいましたが、
どうやら右サイドのウィングに活路を見出したようです。
練習試合でもゴールを決めてました。攻撃的な戦術を採る際の大きな武器になりそうです。
中盤底に位置するMFの戦いもここにきて熱くなってます。
昨年ほぼ固定だったMF17 秋葉とMF5 筒井の2人に果敢に挑む若武者2人。
MF16 挽地とMF19 岡本。
MF16 挽地は本来はDF。今年からMFにコンバートされました。
相手を潰すブロック役としての活躍が期待できます。
MF19 岡本は本来はトップ下。昨季の終盤にボランチにコンバートされ、
ある程度の結果は残してます。こちらはレジスタとしての役割が期待できます。
昨年MF17 秋葉、もしくはMF5 筒井がいなくなった時の戦力ダウンが課題でしたが、
この2人がこの2人からポジションを奪う事があれば、きっと大きな宝となるでしょう。


ディフェンダーは様変わりしました。
センターバックは残留組のDF25 谷奥、DF3 石川、DF20 大森に加え、
鳥栖から加入のDF4 井手口、京都から加入のDF27 辻本がいますし、
地元選手のDF28 天羽とMF29 尾上、ルーキーのMF30 金尚佑、
さらにMFからのコンバート組のMF15 冨士とMF23 金位漫と、
かなりバリエーションが多くなってます。
練習試合ではDF4 井手口のライン統率と、MF30 金尚佑の積極性が際立ってます。


ゴールキーパーは怪我人が2人いるので現状2択です。
GK21 島津とGK31 ノリヲ
GK21 島津は昨年終盤に加入してから徐々に存在感を増してきました。
安定性のあるセービングを存分に披露しています。
そしてGK31 ノリヲ。二児のパパ(まさに今日!)。
積極的なセービングは健在。そしてノリヲーラも健在。
練習試合初戦の高知大戦でも、高知大PKの時に見せてくれました。
まさに“静”と“動”。
現状開幕スタメンはこの2人のどちらかと思われます。


昨年の終盤戦に選手層の薄さに泣きましたが、
その時を想定したパターンを考えているのではないかと思います。