後半48分40秒

試合は後半から。
前半に札幌を0点で抑えきった徳島。
次は風上側になる事から早いうちでの得点を期待していましたが、
後半35分に札幌に先制。ここでの失点は致命的。
以前鳥栖戦で後半37、38分後半42、43分と立て続けにゴールを決めて
追いついた事はありましたが、さすがに今回は無理か。
そういう気分を失点直後に感じていました。
※時間をおもいっきり間違えてました。
 taideomouhibiさん、ご指摘ありがとうございました。



…が、ここで即座に手を打ってきます。
これまで3−5−2の形でやってきましたが、
ここで片岡→小林の交代を敢行し、3トップの形に出ます。
3トップの形に出て、徳島が俄然攻勢を強めますが、
札幌の守備陣が必死で持ちこたえます。
時間の表示が後半44分から動かなくなって3分ぐらい経っても
なかなか試合終了の表示が出ません。
今、鳴門では何が起こってるんだ!?
NHK高知も徳島ヴォルティスの試合を放送してくれ!
そんなやきもきとした時間を過ごしていました。


一方その頃、鳴門陸上競技場では
ロスタイムの時間も3分が経ち、いよいよラストプレーという状況。
ペナルティエリア右側でのFK。ゴール内に放り込むが札幌DFに跳ね返される。
しかし跳ね返されたボールをDF谷奥が拾い、FWの大島へパス。
開幕戦以降ゴールを決めていない大島、渾身の力を込めてシュート!


その時、後半48分40秒。
次の瞬間、鳴門陸上競技場を包む歓声だか悲鳴だか分からない声、声、声。
少し間を置いて、そんな声を切り裂くように聞こえてくる長い笛。


2年前のJFL得点王、大島!開幕戦以来の久々の得点。
しかもそれがヴォルティスの窮地を救う値千金の同点ゴール。
必死になってもぎ取った勝ち点1。
勝って欲しかったのはやまやまですが、
徳島のサポーターにいい所は見せられたのではないでしょうか。


一方その頃、自宅にて。
「ーーーーーーーーーーーーっ!!」
同点に追いついた事を知り、嬉しさのあまり飛び起きた瞬間、
パソコンを置いていた机に膝をぶつけてしまい、
もんどりうって痛がる約1名がそこにいた。


いじょ。