今週の徳島ヴォルティス

先週火曜日の今シーズン初勝利に勢いづいた私。
給料日に勢いで徳島のレプリカユニを購入。
次に観戦する時はこれ着て応援します。
今度行けそうなのは、4/22の笠松か4/29の柏(こっちは確定)です。

デジャヴ?〜ヴィッセル神戸

前回のホームゲームの入場者数は6.970人。
そして1週間空いての今回の試合の入場者数…3,226人。
つまり長州小力とカズだけで3,744人の動員を引っ張る力が(ry


あとこの試合、今年勝ち越した方が淡路島をもらえると聞きましたが(オイ)。


閑話休題


さてヴィッセル神戸戦ですが、やはりJ1を経験しているチームですから、
一筋縄にはいかない相手。何か奇をてらった作戦でも考えていたのかと思いましたが、
スタメンは草津戦と全く変わっていませんでした。


[徳島スタメン]
GK:21 島津
DF:23 金位漫、4 井手口、27 辻本、29 尾上
MF:17 秋葉、16 挽地、6 大場、8 伊藤、18 羽地
FW:13 小林


これまでとは違った作戦を取ると考えていたので、少々拍子抜けしましたが、
逆に言えばそれだけこのフォーメーションに自信がある事の証明と取る事ができます。


さて試合ですが、今回も前半に動き出します。
先手を取ったのは徳島。
DF23 金位漫がボールを奪取し、そのまま前線にフィード。
このボールが風に乗ってぐんぐん伸び、
ボールを追いかけるFW13 小林と神戸GKの間で高くバウンド。
これをGKがヘッドでクリア…と思ったところ、なんとそのボールがGKの後方に。
必死で追いかけるFW13 小林。目の前のボールに向かって走る、走る、走る。
追いついたのはゴールの目の前。これを丁寧に流し込んで先制点。
相手側の監督は試合後に「あれはオフサイドだ」と言っていましたが、
映像で見る限りは小林と併走していた神戸DFの位置は確かに小林よりも後ろでした。
しかし、右サイドバックの選手の位置が小林よりも前にいたので、
オフサイドでないとの判断に至ったものと考えます。
とにかく喉から手が出るほど欲しかった1点。
あとは守備陣がこの1点を死守する…というのが、強いチームと戦う時のセオリー。


しかし前半35分、セットプレーから徳島に追加点が生まれます。
MF8 伊藤からのCKを、MF6 大場がヘッドで合わせる。
神戸のGK、このボールに触れるもボールは手を弾きゴールへ。
草津戦では消えている時間が多かった大場ですが、こういう時に決めてくれます。
今となっては数少ない大塚FC組。これからも奮起を期待。


2点差となってほぼ安心できる点差になりましたが、まだまだ見せてくれます。
前半42分、神戸ゴール前の浮き球を神戸DFがクリア。
そのボールをMF17 秋葉が拾い、右サイドで走りこんでいたMF23 金位漫に。
これをダイレクトでシュート。ゴール左に外れそうな弾道でしたが、
ゴール前で突然右にカーブし、ゴールに吸い込まれる。
なんと神戸相手に前半だけで3-0!
「勝ち点取れれば御の字」と現実的に思っていた自分にとっては想像以上の展開。


さて、この時点で少し思い出した事がありました。
1点目が相手GKのミスによる得点、
2点目がセットプレーによる得点、
3点目が右サイドからの豪快なシュート
この構成を見ると、昨年の開幕戦の仙台戦を思い出しました。
特に3点目のMF23 金位漫のシュートは、
仙台戦のMF6 大場のシュートと完全にダブります。
まるでデジャヴかと思うほどです。


これだけ得点を取る展開になりましたが、守備陣の奮起も見逃せません。
守備陣は90分間よく集中していました。
何回か裏を取られる場面もありましたが、
そこはGK21 島津がビッグセーブを連発し、神戸に得点を与えません。
さらに神戸の大きな武器、三浦淳のFKが4本ありましたが、
いずれも壁で跳ね返しました。
後に知ったのですが、ボールの軌道上にFW18 羽地を置くことで
シュートコースを限定させていたそうです。
後半23分にDF29 尾上が2枚目のイエローを受けて退場となりましたが、
その状態でも失点なく、よくピンチを切り抜けたと思います。


そしてこのまま試合終了。なんと神戸相手に3-0の快勝。


○徳島 3-0 神戸


先週の横浜FC戦の布陣がかなり安定しているようです。
守備陣は2戦連続の完封という結果を出していますし、
草津線で唯一の課題と言われていた決定力も今回は申し分なかったです。
昨年までと比べて選手個々がレベルアップしているように感じました。
これは、新しい選手を入れたことによるチーム力の底上げもあると思いますが、
それ以上に各ポジションで競争意識が生まれているのが大きいと思います。
昨年は怪我人が多く、各ポジションに人を入れるだけで精一杯の部分がありましたが、
今回は比較的選手層が厚くなった分、各選手に競争意識が生まれてます。
昨年のMIPであるMF11 片岡も、FW18 羽地が想像以上の働きをしているので、
決して安泰とは言えなくなっているのがその証拠になると思います。


開幕戦、第2戦の最悪な状態からいい流れになってきました。
次節はついに、愛媛FCとの1年ぶりの“四国ダービー”です。


絶対に勝ってきてくれ!


いじょ。