“魔の時間帯”に沸き起こった歓喜

徳島はここ数試合、後半開始直後〜後半15分に失点しています。
リーグ全体で見てもこの時間帯の失点数はワースト。
知り合いも一言。「心臓に悪い」。


しかし、後半開始直後の後半2分、徳島のCKセットプレーの場面。
片岡のCK、ヘッドで合わせてゴール!追加点!3点目!
一瞬これはMF8 伊藤の得点と思い、思わず“アキラーッ”と絶叫。
しかし実際はMF6 大場の得点。少し恥ずかしくなる。
それはともかく試合を決定付ける3点目。このままいけば勝利は濃厚。


※でも今から思えばMF6 大場もMF8 伊藤も“アキラ”なんですよね。


しかしこれまでも試合終盤に追いつかれての引き分けが多かった徳島。
3点取っても皆が口を合わせて、「あと1点取るまで安心できん。」
ピンチの場面には「心臓に悪い。」
徳島の試合を見てる人にしか出てこないセリフだと思います(苦笑)。
私?もちろんその一人ですよ。私の知り合いも同じこと言ってましたが。


しかし湘南に作られた再三のピンチは、
徳島DF陣の素早いチェックと相手のミスに助けられる。
徳島も結構攻めていたけど、最後の詰めが甘く、得点を取れない。



そして時間は過ぎ、とうとうロスタイム。ロスタイムは3分。
これが長かった長かった。相手に攻め込まれる場面もありましたし。
しかし徳島が攻める場面でかなり時間をかけていたので、
選手たちは結構冷静だったのかも知れません。


そして試合終了のホイッスル。
徳島、大勢の観客の前で堂々の勝利!
ホームゲームを見る機会が年に1度しかない自分にとって、非常に大きな1勝。
もう選手たちにおめでとうやらありがとうやら言いたい気分。


そして勝った時に恒例のグラウンドウォーク。
今日の選手たちはすごく誇らしげに見えました。
それだけいい試合をした証拠だと思います。



ディフェンスのズレやクリアボールへのケアで少し不満はありましたが、
概ね良い試合だったと思います。
特に今まで失点の多かった前半終了直前と後半開始直後に
失点を抑え、しかもその時間帯に2得点を取ったこと。
これができれば勝ち点はもっと取れると思います。


ちなみに今回のヒーローインタビューはFW18 羽地。
FWの少ない今、あなたの存在は本当に貴重です。
これからもガンガンゴールを決めちゃってください。



そして今回は特別にMVPが設けられていました。
そのMVPは…MF6 大場啓!

今日の勝利の立役者といっても過言ではないでしょう。2ゴールは立派。



ちなみにMVPの大場選手の賞品は
ローソンから“からあげくん”1年分だそうです。
知り合いに聞かれましたが、大場選手の元には毎朝、
「新聞で〜す」「牛乳で〜す」「からあげで〜す」
という感じで届くのでしょうか。


※後から見たら、からあげくん1年分“相当の品”でしたね。
 え〜と、1日1食として…約7万3千円ですか。これでも大きい。


まぁ今回の試合は色んな意味で大きかったと思います。
勝ち点3獲得、順位が9位にアップといった成績上の問題だけじゃなく、
スタジアムに大勢詰め掛けた観客に、
徳島ヴォルティスの強さ、試合の魅力を見せる事ができた。
これによりサッカー、徳島ヴォルティスに興味を持った人が
少しでも多くなったのではないのでしょうか。
サッカーを始めて観戦した知り合いが言った一言で、そう感じました。


「サッカーがこんなに面白いものだとは思わなかった。」


なお、次回観戦予定は9月17日の三ツ沢。
ヴォルティスの奮起とカズに期待。初めて見るもんで。
WCCFのLEカズにサインしてもらえんやろか。


※8月15日分は夏休み明けでぐったりしてるのでお休みです。
 京都にボロ負けしましたし(汗)。


いじょ。