今週の徳島ヴォルティス(前半分)

その瞬間、昨年のCL予選リーグ ローマ×ディナモ・キエフ戦や
CL準決勝 ACミラン×インテル戦、今年4月のJ1 柏×名古屋戦を見た時の以上の
怒りややるせなさや悲しさが湧き上がってきた。
目の前の光景が夢であって欲しいとも思った。
“悪夢”でも、それが“現実”であるよりは随分マシだと思った。


まずは試合経過。
試合開始早々の前半7分に仙台が根引選手のゴールで先制。
その後は前半はずっと仙台のペース。
いくら徳島が絶好調とはいえ、追加点は時間の問題と思われました。


しかし、ここ数試合で安定性が格段に増した徳島DF陣と、
仙台で輝いた、仙台が輝かせてくれたGK30 ノリヲ様のセーブで追加点は免れる。
その代償か、徳島のディフェンスのシーンで、攻撃を仕掛けていた仙台の梁選手と、
GK30 ノリヲ様、MF6 大場が接触し、梁選手とノリヲ様が負傷退場。
梁選手の怪我も心配ですが、ノリヲ様の怪我は結構深刻だったようで、
外傷性腎損傷。全治1ヶ月の重傷。
GK4人もいるのにGK不足を口にするとは夢にも思ってなかったのですが、
この結果今まともに動けるGKがルーキーのGK22 古田だけ。
鳴門でTシャツにサインしてもらったGK1 川北がサブに入る可能性もあるのですが、
まだまだ本調子には遠い模様。苦しい台所事情は続く。


試合は後半30分を過ぎ、徳島ヴォルティスのフィーバータイム。
(後半30分〜試合終了までの15分間の得点が一番多いのでこう呼ぶ事にしました)


後半30分、仙台DFのトラップのボールを奪い取ったMF6 大場から
前に抜け出し、ゴール前にいたFW13 小林にスルーパス
DFにマークされながらもシュートを決め、徳島が同点に追いつく。
そして後半39分、前半のトップ下から左サイドに移ったMF11 片岡から、
MF6 大場→MF25 キャプテン谷池に繋ぎ、フリーの小林に繋げてゴール!
鳥栖戦につづく逆転勝利の可能性が出てきました。


しかし、さすがは仙台。そんなに甘くない。
逆転されて2分後の後半41分に、CKから村上選手が無人のゴールに決めて同点。
古田よ、いくら師匠がノリヲ様とはいえ、
ファンタジスタっぷりを披露するにはまだ早いと思うぞ(苦笑)。


その後、勢いづいた仙台に何度か攻め込まれるも、
なんとか持ちこたえて2−2の引き分けで終了。
勝ち点3が取れるかも知れない惜しい試合で残念でしたが、、
選手達、特に守備陣はこの連戦の中で進化しているように感じ、
この試合内容自体は満足しました。


しかしその後、テレビに信じられない光景が映りました。