絶句…

バックスタンドに挨拶しに行った仙台の選手に投げつけられるペットボトル。
そして、サポーターに向かって暴れているベガルタの選手1名。


ちょうどその試合は録画していたので、その直前直後を見てみると、
その選手に向けてペットボトルが投げられ、それが当たったようです。
しかしそれに対する選手の怒りが尋常じゃない。
周りにいた選手が必至に止め、しまいには仙台の都並監督まで出る始末。


他にも見ていてちょいちょい気になる箇所はありました。
サポーターが掲げている横断幕ですが、見ていて過激な内容。
“死ね!仙台の為に!”
“ツナミはヤメロ!”
“言い訳は聞きあきた!!勝ち以外認めない”


※この横断幕が出ている辺りで仙台の選手が暴れていました
 確か開幕戦で挨拶に行ったベガルタの選手に雪玉が投げられたのもこの辺りでした


確かにJ1昇格を目指すにはもう勝つしかない段階に来ているので、
試合結果に対してピリピリする気持ちはすごく分かるのですが、


サポーターが選手に物を投げつけるのはあかんやろと。
それで選手が怪我したら誰がどう責任を取るのかと。
それが本当にサポーターとして取るべき行為なのかと。
そう思った訳です。


Jリーグのサポーターのレベルは高い。
しかもスタジアムと一体となった応援で、
アビスパの選手を鼓舞し、相手選手を圧倒する。
そんな応援ができる仙台サポーターがこういう事をやった事は、
すごく自分にとってはショックでした。


その後、ベガルタ関連のホームページやらブログやらを見たところ、
仙台の今の状況が非常に複雑なものである事はわかりました。
それに対して色々とフラストレーションが溜まっている事も分かりました。


「健やかなる時も、病める時も…」じゃないですが、
勝ってる時も負けてる時も、調子のいい時も悪い時も、
精一杯応援し続けるのがサポーターじゃないでしょうか。


その表現のやり方は人によって違うのでしょうが、
この時の試合は、結果こそ伴いませんでしたが、
決してあんな形で責められる試合ではなかったと自分は思います。