ワンチャンス

試合に移りましょう。
試合は序盤から山形ペース。
徳島MF11 片岡が下がり気味のポジションにいた事もあり、
サイドをガンガン突かれ、ボールも圧倒的に支配されます。
冷静に見ると山形MFの佐々木はいいですね。敵なんですごくイヤですが。
前半26分には山形が決定的なシュートを打ちますが、
水際でDF20 大森が食い止め、難を逃れます。


試合を見るとボールの支配率は圧倒的に山形の方が上。
しかしボールの支配率云々で語れないのが試合の怖い所。
試合を先に動かしたのは徳島。


前半38分、FW13 小林がサイドからペナルティエリア内に切れ込んで
DF陣を引き付け、ゴールライン際からMF8 伊藤にセンタリング。
これを伊藤が冷静に決めて先制。


この日の小林の動きは良かったと思います。
横浜FC戦では1人で抜こうとする傾向が見えましたが、
このシーンではDF数名に囲まれながら伊藤が見えてました。憎いほど冷静。
横浜FC戦でのPK失敗を帳消しにして余りあるナイスアシスト。


そして試合を振り返ると、徳島が前半で得た
唯一のチャンスらしいチャンスがこの場面だったと思います。
第1クール、第2クールと違い、数少ないチャンスを
モノにできるようになった所に、徳島の成長を見たような気がします。


そして前半は1-0で徳島リードのまま終了。