今週の徳島ヴォルティス・ミッドウィーク〜第42節 アビスパ福岡戦

今節、福岡が勝ち点を1でも取ればJ1昇格が決まるこの試合。
仙台敗戦でも決まるため、この試合で昇格が決まる可能性が高い。
ただ簡単には終わらせたくない。徳島も意地を見せたいこの試合。


試合開始。
福岡、気合い入りまくってます。試合開始直後からいきなり攻勢。
一方徳島はなかなか攻めに転じられません。
自陣でボールキープしているところを福岡FW クラウジオに掻っ攫われたりと、
非常に危なっかしい守備が続きます。


ただ、こういう守備陣の中で一人気を吐いたのが、GK32 島津。
ボールキープしているところをクラウジオに掻っ攫われた直後の1対1の場面も
果敢な飛び出しで防いだりと、今日はナイスセーブが続きます。


徳島も前半終了間際にゴール右からのFKのチャンス。
こうなるとよみがえるのは前回の対戦。片岡の2発で沈めたあの試合。
しかしFKは無常にも外れてしまいます。
その後も福岡の攻勢を必死に防ぎ、前半終了。


後半開始早々に徳島がゴール前でチャンスを作るも、福岡DFに阻まれる。
徳島が後半で作ったチャンスはこれと、
MF15 冨士のFK(クロスバー僅か上、惜しい)ぐらいでした。
あとは福岡に攻められっぱなしだった印象が残ってます。


普通なら2、3失点当たり前の試合でしたが、今回は守備陣が頑張ってました。
クラウジオにディフェンスが常に2人ぴったりと張り付き、
仕事をさせませんでした。


さらに相手のミスにも助けられ、14試合ぶりの無失点試合につながりました。
勝てませんでしたが、スコアレスドローという結果でした。
 △徳島 0-0 福岡


結局引き分けに終わったため、福岡のJ1昇格が決まってしまいました。
確かに目の前で福岡のJ1昇格を見せられたのは悔しかったのですが、
徳島の意地は見せたと思います。
それ以上に、福岡相手に無失点試合が出来た事は自信となるでしょう。
残り2試合にも活かされそうな気がします。


今日は見せ付けられましたが、いつか自分たちがその立場になることを信じて。